【スマホでOK】ハンドメイド商品ひとめぼれ画像を撮る10のポイント

ハンドメイド商品をひとめぼれ商品に変える商品撮影 Products
相談者さん
相談者さん

商品画像を撮る時のコツってありますか?

私は2005年から全ての商品画像を自分で撮影してきました。

スマホのカメラのみで商品撮影をする際に私が実践してきたポイントを10個にまとめたので紹介していきます。

私が15年間、実際にハンドメイド商品を販売してきたARARS(アラース)のインスタグラム画像を例に挙げて説明していきます。

商品撮影に取り入れられる方法があれば、どんどん真似してください。

結論を先にお伝えすると、一般的に必要と言われることが多い

  • 一眼レフカメラ
  • 三脚
  • レフ版
  • スタジオ
    は全ていりません。
  • 背景
  • レイアウト
  • 装飾品
  • トレンド

を意識すると、ひとめぼれ商品画像が撮れるようになります。

ひとめぼれ商品画像でブランドの世界観を表現

写真は世界観を演出することが出来ます。

目に飛び込んでくる

  • ひとめぼれ感
  • きらきら感

は写真の撮り方次第で大幅に変わります。

ひとめぼれ商品画像を撮影する10個のポイント

自然光で撮影しよう

必ず自然光の元で撮影しましょう。

外が暗くなってから、蛍光灯の明かりで撮影すると一気に商品にキラキラ感が無くなります。

自然光と言っても、直射日光では無く、白い光が入ってくる明るい室内が最適です。

窓に近いと、光が強すぎてしまうことがあるので、窓から1Mくらい離れた場所がベストです。
それでも明るすぎる場合には、薄いカーテンを引いて調節しましょう。

自然光で撮影する時の注意点

  1. 白い光が入ってくる明るい室内
  2. 窓から1Mくらい離れた場所
  3. 明るすぎる時には薄いカーテンを引いて調整
  4. 曇っている日もOK

背景に壁紙を使おう

私は常時この撮影用の壁紙を数種類用意して、商品イメージに合わせて変えていました

壁紙はくるくると丸めて建てて保管することが出来るので、10種類くらいを常備していても場所を取らないことと、撮影したい時に床に広げればすぐに撮影出来るのでとても便利です。

本当に使える背景壁紙3選

理想の壁紙探しには相当時間をかけました。

15年間、数えきれない程の壁紙購入歴の中で一番満足度が高かったのは 壁紙屋本舗というショップです。

のり無しの壁紙を1M~3Mずつ数種類購入して商品イメージに合わせて使い分けていました。

一番良く活用していた3柄を実例と共にご紹介していきます。

レンガ柄

レンガ柄の壁紙はナチュラル系の世界観を演出したい時に最適です。

同じ模様で白いレンガ柄もストックして商品の色に合わせて使い分けていました。

木目柄

木目柄はレンガと同じくナチュラル系でも、フェミニンになり過ぎない引き締め効果があります。

また、商品自体が白系のものを撮影する時には濃い色の背景にすると引き立ちます。

コンクリート柄

ここ数年のトレンド背景。

コンクリート柄を背景にするだけで一気に洗練度があがるので1枚は持っておきたい背景のひとつです。

装飾品は引き算では無く足し算しよう

撮影の際、色々と飾りたくなりますが、商品以外の装飾品は引き算ではなく足し算していく方が商品が引き立つ写真が撮れます。

  1. 商品だけで撮影してみる
  2. グリーンやグラスなどの雑貨を足してみる

物足りないと思ってもこの順番で撮影してみてください。

雑貨を飾る前に、シンプルに商品だけで撮影してみると後から足す装飾品がごちゃごちゃせずに厳選されます。

おしゃれに見える造花って?

小物の撮影には造花(その中でもユーカリ)を取り入れると今っぽくこなれた印象になります。

小物の撮影

◆グリーンで正方形の一辺を埋める

袋ものやポケットがある商品など

◆袋の中にグリーンを入れる

100円ショップで買うときの注意点

撮影時に使用するグリーンは100円ショップのものでも大丈夫です。
選ぶ時には以下の2点に注意しましょう。

  • くすんだ色を選ぶ
  • とがった葉より丸い葉
  • ピンクより紫を選ぶ

私がダイソーで購入したフェイクグリーンでよく使ったのはこの2つでした。

100円ショップのグリーンを使った商品画像実例
◆丸いふわふわしたグリーン
◆ラベンダー

ネットで買える装飾グリーン

100円ショップの造花も使えるものの、他のグリーンも揃えておくと商品に合わせて表情を変えることが出来ます。

くすみピンクのアートフラワー
大き目な丸い葉のユーカリ

生花を取り入れるなら

商品撮影は造花の使い方次第で十分素敵になります。

しかし、いつも同じ造花ではつまらないので、私は定期的に地元のお花屋さんをのぞいたり、お花の定期便で送られてくる生花も取り入れていました。

グリーンは造花でOK!でも、お花は生花だからこその良さもあります。

生花を使った商品画像実例1

葉を花から話して散らす

生花を使った実例画像2

写真フレームの一辺を花とグリーンで埋める

生花を使った実例3

花が主役のように撮る

生花を使った実例4

花びらを散らす

お花の定期便【Bloomee LIFE】で定期的にお花を届けてもらうのも、刺激があって新鮮な画像を撮影出来ますよ。

「今日はお花が届いたのでこれから新商品の撮影です。」

というように、Instagramのストーリー用で話題にすることも出来ます。

お花の定期便【Bloomee LIFE】https://bloomeelife.com/ 

手持ちの小物を使おう

商品が布小物やアクセサリーなどの小さいものなら、撮影用として装飾雑貨を購入しなくても手持ちのものを活用出来ます。

アクセサリーの撮影なら

  • お皿
  • フォークやスプーン
  • グラス

が活躍します。

手持ちのものを並べて色々と試してみましょう。

フォークにピアスを吊るした実例

お皿にピアスを並べた実例

下に敷く布に注意

布を敷いた撮影は初心者のうちはあまりお勧めしません。

布は使い方によってとても洗練されたおしゃれな写真になりますが、クオリティの高い写真にすることが想像以上に難しいです。

私自身もたまに布撮影にチャレンジするものの、あとから見直すとイマイチだな~と思うことが多くありました。

シワの加減やたるませ方などで素敵な写真と残念な写真が紙一重なので、必ず布を使わなくてはいけない場合を除き、布を敷いた撮影は避けましょう。

比率を設定してから撮影する

Instagramには4×3のサイズも投稿することが出来ますが、プロフィール欄での表示は正方形です。

ミンネ等の販売サイトもハンドメイド作家が利用する商品画像は正方形が多いので、スマホのカメラは撮影時から正方形の画面で見る方が全体のバランスが取りやすいです。

スマホの画面いっぱいの縦長で撮影したものを正方形へトリミングするのではなく、最初から正方形の画面で撮影しましょう。

カメラを開くと正方形を選ぶ箇所が無いように見えますが、「カメラ」という文字の少し上を上部に向かってタップすると比率を選べる画面になります。

同じ商品を並べてみよう

ただ同じ商品を並べるだけでも、こなれた感じの洗練された写真になります。

装飾品が無くてもたくさん並んでいるだけで素敵に見えるから不思議。

真ん中を外そう

敢えて正方形の端の方にメインの商品を置く撮り方もお勧め。
これだけで洗練されて見えませんか。

斜め45度で撮ろう

真上から撮影したら、バリエーション画像として様々な角度からも撮影しましょう。
その中で、動きがあるように見え、バランスが取りやすいのは斜め45度。

斜め45度の画像をメイン画像として使用することもお勧めです。

動画を入れよう

  • 揺れている感じ
  • 光によってきらきらする感じ

が伝わる短い動画を撮りましょう。

光の具合によって見え方が異なるものや、中がどうなっているか見せたい場合など、5~10秒ほどの短い動画があるとリアルに商品の良さを伝えられます。

動画と言っても、置いてあるものの周りをぐるっと角度を変えて見せるだけの簡単な動画で問題ありません。

ショップの商品画像に動画を入れられない場合は、動画はインスタで確認してもらうイメージ画像用としておいても良いですし、minneならYoutubeにアップした動画のURLを貼り付けることで動画を商品説明内に入れることが出来ます。

ひとめぼれ商品画像を撮影するための10ポイント【まとめ】

ひとめぼれ商品画像を作る商品撮影の10個のポイントについて解説しました。

  1. 自然光で撮影しよう
  2. 背景に壁紙を使おう
  3. まずは商品だけ撮ってみる
  4. グリーンの選び方と使い方
  5. 小物の選び方
  6. 正方形で撮る
  7. 真上からとる
  8. 真ん中を外す
  9. 斜め45度から撮る
  10. 動画を入れる

私の商品画像の中で取り入れられるアングル・レイアウトがあればどんどん真似して撮影してください。

私で無くても、自分の少し先を行っていそうな素敵なショップさんをリサーチして、取り入れられることは吸収してくことが、センスを磨き、商品の撮り方をブラッシュアップしていく近道です。

真似といっても他の人のショップの商品と同じものを作って同じように撮りましょうということではありません。

目標とするショップを決めたら、良いところを参考に、真似していくと、その中で自分らしさを見つけ、自分のものにしていくことが出来ますよ。

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