商品のバリエーションを出来るだけ少なくすること
これがハンドメイド商品を売る時の秘訣です。
選択肢が少ない方が良い理由
たくさんの色バリエーション、金具の種類などから選べた方が良い気がしますが、
それは大手アパレルやたくさんの年代・性別をターゲットにしている量産店のやり方。
個人のハンドメイド作家が商品を売る時には色展開は最大3色までにした方が成約率が上がります。
なぜなら、選択肢が多くなりすぎると逆に選ぶことが出来ず、決断出来ないから。
「この色もいいな、あーでもこれも。
どうしよう・・・また後で考えよう」
こうやって後回しにされてしまうと、他の情報に埋もれ忘れられてしまいます。
選択肢を絞っておいた方がお客様が早く決断し、注文に繋がります。
【実例】月商300万円のショップでやっていたこと
私が15年間運営してきたARARSではほとんどの商品で色展開は2色でした。
- ペールピンク
- ペールブルー
大ヒットとなったトランプモチーフのデザイン「アリス」でもレッド・ブルー・ピンクの3色展開。
3色展開にしていてもご注文が入るのはほぼ「レッド」
ブルーとピンクは無くても良かったのかもしれません。
トランプモチーフのデザイン「アリス」に次いで不動の人気デザインだった「貝殻」のシリーズは「ブルー」一色で売り出ししていました。
もちろん、お客様からのご希望に応じてオーダーメイドで他の色で作ったことはありますが商品としての色展開は1色。
同じ貝殻のシリーズでデザインと使用している装飾品が少し異なるものは、デザイン名を変えて別商品として展開していました。
- 1色展開
- デザインのバリエーションは別商品とする
このやり方で貝殻ペーパーアイテムは1年に10,000部以上の注文を受けていました。
バリエーションを減らせない場合の対策
アクセサリーを販売していると、ピアスとイヤリングで選べたり、アレルギー対応で金具を選べたりしますよね。
バリエーションが多い場合は別商品として登録します。
それぞれの商品の説明内に別の商品としてイヤリング(ピアス)があることを説明します。
※別商品にイヤリングあり
イヤリングへのリンクを貼るhttps://aaaa.arars.co.jp
バリエーションを別商品として登録することで、備考欄で追記してもらう場合の書き忘れ、プルダウンメニューの選択間違いなどの行き違いが起こることも防げます。
また、同じ商品展開でも、商品数が増えるので、お店に賑わい感が増します。
ハンドメイド商品登録時の注意点まとめ
ハンドメイド商品をショップに登録する時、色展開・その他バリエーションは出来るだけ少なく、3つまでにしましょう。
選択肢が多くなるとお客様は決断することが出来ず、決断を後回しにすることで忘れられてしまいます。
色展開、デザインのバリエーションがある場合は別商品として登録することでお客様との行き違いを減らすことが出来、ショップの賑わい感を増すことが出来ますよ。
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