インスタに商品を出していますが、なかなか注文が入りません。
ハンドメイド作家さんのほとんどがインスタグラムにアカウントを持っていることと思います。
しかし
- 商品であることを伝える
- 1つの商品を10回紹介して良い
- 使用イメージを伝える
- 動画を入れる
- 社会や季節のトレンドを意識する
実例として説明するARARSのインスタ投稿は、マスクギフトについてです。
商品であることを伝える
インスタグラムで商品を紹介していると、売っている側からすれば
当然その商品は買ってもらうことが出来るわけなのですが
お客様はどこから買えるのか、もしくはそれが売っていることにも気付いていないことがあります。
インスタグラムはAmazonや楽天と違い、買い物をするために見ているわけではない人も多いので
なんとなく可愛いなと思って通り過ぎてしまう事がほとんど。
商品画像を投稿した際には必ず、毎回
「この商品はこの方法で購入出来ます」という説明を入れましょう。
だってインスタのプロフィール欄にショップページへのリンクが付いているし!
と思うかもしれません。
しかし、プロフィール欄にショップURLが載っていること、もしくはインスタグラムにプロフィール欄があることすら気付いていない人もいることを忘れずに。
インスタ投稿文例
というように具体的に
プロフィール欄にもすぐにいけるようにタグ付けして説明しておくとわかりやすいです。
自分にとって当たり前のことも、お客様は知らないということを忘れずに
わかりやすく説明して購入につなげましょう。
実例
私のショップで完売したマスクギフトの投稿です。
赤い四角で囲った、投稿の最後の一文にて
- プロフィールページへのタグ付け
- オンラインショップに飛べること
を伝えています。
この投稿のように、納品実例を紹介するのも良い方法です。
この出だし文から
- 商品であること
- 他の人も注文していること
- たくさん受注していること
がわかります。
1つの商品を10回紹介する
殆どの作家さんが、一つの商品につき一度の投稿で終わらせてしまっているようです。
しかし、毎日数えきれない程投稿されていくインスタグラムの中で、たった1度だけ紹介しても、欲しい人の目に届く可能性は限りなく低いです。
商品画像のバリエーション例
- メインの商品画像
- 横から撮影した画像
- 斜め45度から撮影した画像
- ランダムにたくさん並べた画像
- 整列させて並べた画像
- コーディネートした画像
- ラッピングされた状態の画像
- 手に持っている画像
- 着用している画像
- 撮影小物(造花など)を加えて撮影した画像
というように1つの商品について何度も投稿し、存在感をアピールすることが大切です。
この10回の投稿は同じ日に連続して投稿する必要はありません。
連続投稿はすでにフォローしてくれているお客様からのフォロー解除の理由にもなりかねないので、毎日1つずつ、または他の投稿と交えて長期的にというように気長に同じ商品を投稿してみましょう。
使用イメージを伝える
今回、例に取り上げている投稿のマスクは、マスクも毎日のコーディネートの一部となった今、毎日の生活が楽しくなるマスクギフトを贈ろう!というコンセプトの商品だったので、コーディネートイメージの画像を入れました。
下の文章内、赤枠の中です。
動画を入れる
動画というとハードルが上がってしまう人がいるかもしれません。
ここで言う動画は、テーブルに置いてある状態のものの周りをスマホでぐるっと撮影する数秒の動画でOKです。
動画を入れるメリット1
動画を入れることで、静止画だけよりもなんとなくリアルな感じが伝わりますし、素材感や光が入ったイメージが伝わりやすくなり、親近感が湧きます。
こんな感じの動画です。
本当にただ置かれているものを撮影しているだけ。(実際にインスタに投稿した動画はもう少し長く18秒の動画です)
動画を入れるメリット2
インスタのホーム画面を開いた時に出てくる、お勧め投稿の中で、動画は画像の4倍のサイズで表示されます。
言うまでも無く、目に留まりやすいということです。
テーブルに置かれた状態の簡単な動画で良いので、3投稿に1つくらいのペースで動画を入れるようにすると、お客様の目に届く確率が上がります。
季節や社会のトレンドに合わせる
自分が作りたい商品、好きな商品を作ることは第一です。
ハンドメイド商品を売り続けるには自分の商品を大好きでいることが大前提ですからね。
そこからあと一歩、季節のイベントや社会で注目されていることは何かリサーチして取り入れることで、インスタで検索される確率、目に留まる確率が一気に上がります。
1年を通してやってくるイベント
- 卒業・入学
- 母の日
- 父の日
- 梅雨
- クリスマス
- お正月
- バレンタイン
など、誰かにプレゼントしたくなる季節は商品への需要が高まります。
こういった季節のイベントに便乗する場合には遅くても1カ月前までに出品しましょう。
季節・イベントを取り入れた実例
私はウエディングアイテムをメインに販売してきたので、結婚式を挙げる季節に合ったアイテムには力を入れていました。
その季節に結婚式を挙げるという特別感があり、需要が増すからです。
また、ファッションマスクを作り始めたお店として一番乗りだったのではないかと自負していますが、更に「母の日」「父の日」という、プレゼントしたくなるイベントと合わせたラッピングや売り出しをしたことで、発売直後だったにも関わらず、マスクだけで月に数十万の売り上げとなりました。
トレンドや社会の動き
- 流行りの映画
- ニュース
- テーマパークのオープン
など
トレンドを取り入れた実例
アリスの映画が流行った時期には、トランプをモチーフにしたペーパーアイテムが爆発的なヒットになりましたし、ディズニーランドで新しいパークがオープンする時などは、イメージに近いデザインのものに注文が殺到しました。
※ディズニーのキャラクターは商標権に違反するため、商品として取り入れることは出来ませんので注意が必要です。
また、エコバッグが基本となった2020年にはニュースと共に即エコバッグを販売することで、インスタでの注目度が上がりました。
作っている商品のジャンルによって、取り入れられる内容が変わってくるので、自分の商品に取り入れられることが無いか、いつもアンテナを張っていることが大切です。
まとめ
インスタ投稿から注文に繋げるための方法5つを紹介しました。
- 商品であること、インスタから商品ページへ飛べることをわかりやすく説明する
- 商品は角度を変えて10回紹介する
- 使用イメージを伝える
- 短い動画(平置きでOK)を入れる
- 社会や季節のトレンドを意識する
1つでもまだ実践していないことがある場合には、次の投稿から意識して取り入れてみてくださいね。
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