【ハンドメイド作家入門】差をつけたいならやってみて!

ハンドメイドコンサル handmadebusiness
質問者さん
質問者さん

ハンドメイド販売アプリ(minne/creema)で販売していますが売れません。何か対策はありますか?

1000万人いると言われているハンドメイド作家さんの中でお客様から見つけてもらい、欲しいと思ってもらうことは大変なことですよね。

他のハンドメイド作家さんと差をつけたいなら自分のショップのサイトを作りましょう。

2005年に一人で始めたハンドメイドショップが3年で株式会社となり、スタッフを雇って15年間経営してきた私が、

自社サイトを作った方が良い理由と、15年間自社サイトを運営してきたレンタルサーバーロリポップ!について解説します。

自分のブランドサイトを作った方が良い理由

ホームページビルダーで作っていた実際のホームページ

私がハンドメイドのオンラインショップを立ち上げた頃は、ミンネやクリーマなどのように個人が気軽に商品を販売出来る場所がありませんでした。

そこで迷わず、自分のホームページ(サイト)を作ることにしたのです。


その後数年してミンネなどがメジャーになって来てからも、メインは自社サイト、自社オンラインショップで運営してきました。

まだそれほど売上が多いわけでもないから、使い慣れているハンドメイド販売アプリで良いと思うなら、オンラインショップ(お客様が注文する際に必要な機能)は今のままでも構いません。

ここで言う自社サイトはカート機能が付いたショップでは無く、ブランドを表現する場として使うパンフレットのようなものです。

自社サイトを持つメリット

  • 世界観を演出出来る
  • 商品についての想いを説明できる
  • ブランド価値が上がる(プロ感が出る)
  • 信頼度が上がる
  • 他社商品に流れない
  • 価格競争にならない
  • 独自のセールや特集が出来る
  • SNSリンク先を自社サイトに出来る
  • 販売手数料を押さえられる
  • 自社の判断でSEO対策、宣伝が出来る

上記10個の利点についてはこちら↓【自社オンラインショップを持つメリット】の記事にて解説しています。

自社サイトはブログとして記事を追加していくことが出来るので、新商品の説明や込められた想い、自分自身をブランドのイメージに合わせて売っていくなら日々のこともサイト内に追加していくことが出来ます。

有名なブログにはアメブロがありますね。同じような感じです。

アメブロのような無料のブログ機能はあくまで運営しているアメーバの一部であり、自分のものではありません。

いつ削除されるかわかりませんし、自分以外の記事(リンク先)へすぐに流れていってしまいます。
サイトのデザインにも制約があります。

ハンドメイド作家さんのブログという視点で見ると、アメーバブログを更新している人よりも、自社サイトに記事を追加している方がプロっぽく見えるという効果もあります。


自社サイトを持つことで、「ハンドメイド作家」から「ブランドオーナー」「ブランドデザイナー」というイメージに変わるから不思議です。

自社サイト入門・どうやって作る?

ではどうやって自社サイトを作ったら良いのでしょうか。難しそうなイメージですが簡単に出来ますよ。

自社サイトはWordPressという機能を使用して作ります。

このハンドメイド起業のテキストというサイトもWordPressを使用しています。

ではWordPressでサイトを作るにはどのような準備が必要なのでしょうか。

WordPressはサイトを作るシステムで無料で使うことが出来ます。

しかし、ネット上にWordPressで作ったサイトを置く場所を確保しなくてはいけません。

このサイトを置く場所(土地のようなもの)をサーバーと言います。

サーバーを借りるならロリポップ

ロリポップ!はハンドメイド作家さんなら誰もが知っているminneの運営会社、GMOペパボのレンタルサーバーです。

私は2005年に今ほど有名で無かったロリポップ!という不思議な名前のレンタルサーバーを契約しました。

ロリポップレンタルサーバー・ムームードメインの独自ドメイン・カラーミーショップ。全てGMOペパボの機能を使って運営していたARARSオンラインショップ。(現在は閉じています)

Webに関する知識も今に比べたら本当に未熟で、自分のホームページをネット上に公開するために「サーバー」というものを借りなくてはいけないということだけを理解しているような状況でした。

ホームページの作り方を説明している本で、新しい会社だけれど、とても安くサーバーを借りられると読み、とにかく費用を節約したかった私は比較検討することなく「ロリポップ!」のレンタルサーバーを契約したのです。

それから15年間、ARARSのオンラインショップはロリポップ!と共に(と言っても過言では無い)成長してきました。

実際のロリポップユーザー画面

ロリポップが出来て20年ということですから、本当に一緒に歩んできたという想いです。

まずはロリポップを契約しよう

自社サイトを作るおおまかな流れとしては、まずロリポップ!レンタルサーバーに登録しましょう。

マイページに入ると、サイト作成ツールから「Wordpress簡単インストール」と進むことでWordpressを使用することが出来ます。

上でも説明した通り、Wordpress自体の使用は無料です。

WordPressの操作方法、サイトの作り方は奥が深いですが(私もまだ勉強中)最低限の操作は感覚的に出来ます。

ロリポップの料金プラン

WordPressを利用するなら、毎月220円~のライトプラン以降になります。
エコノミープランは自社サイトを作るWordpressの利用が出来ないので要注意。

私はライトプランを毎年クレジットカードで自動更新しています。


電話サポートがありませんが、わからないことがあれば問い合わせフォームからの質問に丁寧に応えてもらうことが出来、困ったことはありませんでした。

心配ならば電話サポートがあるスタンダードプラン(440円~)以降が良さそうですね。

更にハイスピードプラン(月額550円~)にすると1,650円の初期費用が無料になるので、最初の1年くらいの総額はハイスピードプランにしておく方が安いくらいです。

とはいっても毎月かかるコストを少しでも安く抑えたいという場合はもちろんライトプランからでも全く問題ありません。

どのプランも最初の10日間は無料ですから、まずは操作方法のイメージなど掴んでから本契約をすることが出来ることも魅力です。

ドメインってなに?

ロリポップ!のページを含め、レンタルサーバーについて調べると「ドメイン」という言葉をよく目にします。

ドメインは簡単に言うと、インターネット上の住所でであり

というような文字列のことです。

自分のサイトを作ると、このインターネット上の住所が必要になります。

ロリポップ!では好きな言葉の後に付けるかわいいドメインが104種類用意されていて、月額料金内で使うことが出来ます。

私は最初「littlestar.jp」というドメインを使っていました。

他にも「jellybean.jp」や「frenchkiss.jp」など、可愛いドメインやくすっと笑ってしまうドメインもあります。

独自ドメインとは

有名企業などのホームページによく見られる、「会社名.jp」「ブランド名.com」というようなドメインを独自ドメインと言います。

私のショップは最初はレンタルサーバー料金内で使える「littlestar.jp」を使用していました。

2015年頃にブランド名が入った独自ドメインを同じくロリポップ!の会社が運営する ムームードメイン で取得し、今でも使用しています。

途中からドメインを変えることももちろん出来ますが、リダイレクト(以前のURLをクリックしても新しいURLに飛ぶようにする)設定が必要になったり、古いURLが載っている印刷物がある場合には作り直す必要が出て来たりと何かと手間がかかります。

総合的に考えて、最初から独自ドメインでサイトを作るに越したことはありません。

何より、独自ドメインの方がブランドイメージもよりアップします。

私は独自ドメインに毎年定額を払って使っていますが、今はロリポップ!のサーバーを12か月以上契約すると、独自ドメインがずっと無料とのこと。

私からしたら、なんてこと~⁉羨ましい~!という感じです。
独自ドメインが無料なら、最初から独自ドメインにした方が良さそうですね。

自社サイトを独自ドメインで作るための手順は2つです。

  1. ロリポップ!12か月以上の契約・自動更新にする
  2. ムームードメインで独自ドメインを契約する

ハンドメイド販売アプリだけではダメ?

毎月固定費をかけてサイトを作らなくても良いかなと思う人もいると思います。

しかし、ハンドメイド作家が1000万人を超えた(2021年シモジマ調べより)と言われている今、その中で皆と同じことをしていては見つけてもらうことは出来ません

少しでも差をつけるために小さなことから積み重ねていくことが重要です。

自分がネットでアクセサリーや洋服を買う時、知らないブランドだったらホームページを見て世界観を好きになったり、もっと他の商品を知りたくなったりしますよね。

オンラインショップは実店舗の雰囲気を伝えることが出来ないので、サイトがブランドの顔となります。

自分の商品のファンになってもらうためのカタログを作るつもりでサイトを作ってみましょう。

紙のカタログを作ったらコストもかかり置く場所も必要になり、新商品が出た時には全て刷り直さなくてはいけませんが、サイトならどんどん最新に書き換えて発信していくことが出来ます。

ハンドメイド販売に自社サイトは必要?まとめ

カラーミーショップ体験談

ハンドメイド販売アプリのminneやcreemaに登録していても、自社サイトは必要です。

自社サイトを持つことで、1000万人いると言われているハンドメイド作家の中で他の人と差をつけることが出来ます。

WordPressで作る自社サイトはブログのように最新記事を追加してサイト自体を育てていくことが出来るので、記事数が増えれば増えるほどGoogle内での価値も上がってきます。

ハンドメイド販売アプリやアメーバなどの無料ブログ内のページは、それぞれの運営元サイト内の1ページとなり自社ブランドとしての価値を高めることは難しいのが現実。

私がハンドメイドオンライン販売を始めた時に比べ、今では格段に簡単に自社サイトを作ることが出来るので、まずはインターネット上のサイト置き場「サーバー」をロリポップでレンタルし、簡単Wordpressインストールから始めてみましょう。

私自身、ハンドメイドオンラインショップ初期から15年間ロリポップ!と共に会社を成長させてきました。

ロリポップ無しでは私のオンラインショップARARSは語れません。

まずはロリポップの無料体験をしてみてくださいね。

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